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こんにちは、東京で中華を食べる人です。上野・御徒町エリアに広東省潮汕の牛肉火鍋が食べられるお店がオープンしたと聞き早速行ってきました。潮汕にはまだ行ったことがなく、牛肉火鍋も初めて食べたのですが、牛骨ベースの鍋にさっとしゃぶしゃぶして特製タレにつけて食べる牛肉が美味しかったです!日本で潮汕牛肉火鍋が食べられるお店は初!
店名:孫二娘 潮汕牛肉火鍋
場所は御徒町駅と湯島駅の中間地点。以前、パンダ酒場という格安中華居酒屋があった場所だ。羊肉の脚をまるまる焼いた烤羊腿が食べられる喜羊門や四川火鍋が食べられる唇辣道の近くにある。体感では今年1年で池袋よりも上野のほうが新しい店ができている気がする。
外観。看板の中国みがハオい。高田馬場にも孫二娘という名がつく店が最近オープンして、四川省の辛くない牛肉鍋の跷脚牛肉が食べられるのだが、同じオーナーが経営する店のようだ。(オーナーの名前が孫さんで、店の雰囲気も似ている。)
店内の様子。2階と3階があって、3階には個室もついていた。
メニューはタッチパネル式。まだ準備が万全ではないのか、ところどころ写真が入っていない料理も(12月上旬時点)。
火鍋は牛骨や牛テールベースのスープを選んで、牛肉、牛肉団子、モツ系や野菜などを頼んでいく。牛肉の部位は色々あったけど、どれがどの部位なのか全然わからん。。
生のワタリガニやエビ、シャコなどを大蒜(ニンニク)や生姜、唐辛子、醤油、白酒などで漬けた潮汕生腌もあった!
火鍋スタート!こちらが鍋。牛テールスープを注文。右にある肉団子は牛肉をたたいて作る潮汕牛肉丸。弾力が強いのが特徴で、いつも食べているような肉団子とは食感がまったく違って面白い。ぶりんぶりん。
タレは沙茶醬(サテソース:魚介や大蒜、唐辛子などを煮込んで作った調味料)とゴマダレにパクチーをのせたやつ。店員さんいわく、これがベーシックなタレなんだそう。沙茶醬は東南アジアやインドが起源と言われており、潮汕は華僑が多い地域なので、このタレや牛肉火鍋も華僑がもちこんだ料理と言われている。
タレバーから自分の好きな味に調節できる。
牛肉!吊龍やら雪花やら色々頼んだやつがきた。
こんな感じで鍋にさっとくぐらせて半生の状態で食べる。「8秒間しゃぶしゃぶしたらもう食べられますよ〜」と教えてもらった。特製タレにつけて食べれば昇天!柔らかい牛肉がタレと合わさって無限に食べられてしまう。あれよあれよとテーブル上の牛肉がなくなってしまった。
他にハチノスや鴨血も食べた。コリコリした食感が美味しいノドモトや野菜、揚げ湯葉なども頼んだ。
そして一緒に頼んでいた潮汕生腌!こちらも初めて!上海料理で食べる醉虾、醉蟹(蟹やエビの紹興酒漬け)とはまた違ったタレで美味しい。唐辛子の辛さがまたいいのかもしれない。これをつまみに酒が永遠に飲めるぜ。
一緒に頼んだ青島ビール。
帰り際にオーナーの孫さんと少し話をしたら、潮汕から料理人を呼んできているらしい。牛肉も一頭買いなので新鮮な肉がウリなんだそうだ。高田馬場にある跷脚牛肉も同じルートで仕入れた牛肉を使っているのかしら。
いつもツイッターで広東省在住の方が食べている潮汕火鍋を涎を垂らして見ていたので、ついに東京でも食べられるようになって感動している。現地の潮汕火鍋を食べたことがある方のこのお店のレポも聞いてみたいし、中国に行けるようになったら本場で食べてみたいな〜〜!
人気ブログ「東京で中華を食らう」の投稿から転載しています
阿生:東京で中華を食べ歩く26歳会社員。早稲田大学在学中に上海・復旦大学に1年間留学し、現地中華にはまる。現在はIT企業に勤める傍ら都内に新しくオープンした中華を食べ歩いている。Twitter:iam_asheng
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