英ロールス・ロイス、中国市場に期待。22年販売台数過去最高、うち中国向け25%

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英高級車メーカー、ロールス・ロイスのトルステン・ミュラー・エトベシュ最高経営責任者(CEO)はこのほど、新華社の単独インタビューに応じ、ロールス・ロイスは中国市場に自信を持っており、中国は同社にとって世界最大の市場になる可能性があるとの見方を明らかにした。

同社の2022年の世界販売台数は前年比8%増の6021台で、史上最多を記録した。

エトベシュ氏は大まかな計算として、世界販売台数のうち米国向けが35%近く、中国向けが25%以上、欧州市場向けが約20%だったと説明した。中国市場はロールス・ロイスにとって非常に重要だとし、「22年は中国市場で、史上二番目に良い業績を収めたことをとても誇らしく感じている。中国がロールス・ロイスにとって最大の市場になっても、私は決して驚かない」と述べた。

同氏は実例として、22年に公開したブランド初の電気自動車(EV)「スペクター」が中国市場で良い反響を得ていることを挙げ、中国の消費者のEVに対する理解の深さと高い受容性が示されているとの見解を示した。

さらに、中国市場の将来性も楽観しているとした。同社は中国での事業展開を積極的に進めており、今年は同社の自動車を取り扱うディーラーを3社増やすほか、英国国外では2カ所目となるプライベート・オフィスを開設する予定を明らかにした。中国には北京や上海など国際的な大都市のほか、発展・拡大を続け、重要な地域的大都市になっている都市が数多くあるとし、「これらの都市は大きな潜在力を秘めている。このことも中国市場を楽観視している理由だ」と述べた。

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