中国のラッキンコーヒー、シンガポールに出店 グローバル展開に向け第一歩

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中国のカフェチェーン「luckin coffee(瑞幸咖啡、ラッキンコーヒー)」が3月31日、シンガポールで2店舗を同時にオープンし、試験営業を開始した。オープンした場所は、同国随一の繁華街オーチャード通りにある大型商業施設「ニーアンシティ」と、ベイサイドのショッピングセンター「マリーナ・スクエア」。

利用者は公式アプリをダウンロードするか、店舗でQRコードを読み込んで注文する。試験営業期間中に公式アプリをダウンロードした人には、最初の1杯が0.99シンガポールドル(約99円)になる特典がある。ラッキンコーヒーは4月中にさらに8〜10店舗を順次オープンする予定で、今後は地元向けの特別商品も発売する計画だという。

2017年に設立されたラッキンコーヒーは、中国ではすでにスターバックスを超え、同国最大級のカフェチェーンに成長した。22年末時点の店舗数は8214店に達し、22年の売上高は100億元(約1900億円)の大台を突破した。郭謹一・会長兼最高経営責任者(CEO)は「ラッキンコーヒーを多くの人の日常生活の一部とする。それが私たちのビジョンだ。シンガポール出店は、私たちの海外展開の第一歩となる」と述べた。

店舗数でスタバを上回る中国luckin coffee、22年売上高が初めて100億元を突破 23年に1万店目指す

*23年4月3日のレート(1元=約19.2円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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