中国ビッグデータ産業の規模、22年は33兆5000億円超 デジタル経済を加速

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中国の2022年のビッグデータ産業規模は前年比18%増の1兆5700億元(約33兆5200億円)に上り、デジタル経済発展の重要な推進力となった。各部門はここ最近、デジタルインフラの建設を強化し、ビッグデータの応用レベルを高め、データ要素の潜在力を持続的に喚起し、ビッグデータの乗数効果を発揮するための取り組みを強めている。

データ要素の価値は現在、いっそう明らかになっている。データの生成、収集、保存、加工、分析、サービスを主とする戦略的新興産業であるビッグデータ産業は、デジタル経済の発展を推進する重要な力となっている。

中国ではビッグデータ産業の発展の基礎がますます強固になり、環境の最適化が続いている。デジタルインフラは飛躍的な発展を実現した。22年末時点で中国は世界最大の光ファイバーネットワークを構築、光ファイバーの総距離は6千万キロに迫った。データセンターの規模は600万標準ラック近くとなり、全国の第5世代移動通信システム(5G)基地局数は230万カ所を超えた。デジタル産業のイノベーションの活力は絶えず強まり、デジタル経済中核産業の規模は拡大が加速、全国のソフトウエア売上高は12年の2兆5000億元(約48兆6000億円)から22年には10兆8000億元(約210兆円)に増加した。

中国情報通信研究院クラウドコンピューティング・ビッグデータ研究所の魏凱副所長は「データを重要な要素とするデジタル経済はすでに質の高い発展の新たなエンジンと新原動力となっている。ビッグデータ産業の着実な発展は中国の膨大なデータ規模と豊かな応用シーンの優位性をさらに発揮させ、データ要素の潜在力を引き出し、経済の発展と変革を加速させるものとなる」と述べた。(新華社北京)

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