中国のSNS大手「微博（Weibo）」が5月25日に発表した2023年1～3月期決算は、売上高が前年同期比15％減の4億1380万ドル（約580億円）だった。一方、純利益は市場予想の7055万ドル（約100億円）を大きく上回る1億50万ドル（約140億円）となった。前年同期は6750万ドル（約90億円）の純損失を計上していた。

新型コロナウイルスの流行が収束し、経済が徐々に回復するのに伴い、23年上半期はほとんどの業界が未来に向けた投資を増やし始めた。22年に比べ、ブランドのPRや新製品の発表が明らかに増えている。微博の主力事業である広告事業も、月を追うごとに復調している。

微博の1〜3月の月間アクティブユーザー数（MAU）は前年同期比1100万人増の5億9300万人、デイリーアクティブユーザー数（DAU）は300万人増の2億5500万人だった。MAUのうちモバイルユーザーの割合は95％に達した。

＊2023年5月27日のレート（1ドル＝約140円）で計算しています。

（36Kr Japan編集部）