「3D仕分けロボ」で大型調達 中国・Tegene Robot、26年に出荷8万台へ

中国の物流ロボットメーカー「北京天下先智創機器人技術(通称:天工機器人、Tegene Robot )」はこのほど、数億元(数十億円~百数十億円)を調達した。出資には「初芯基金(Chuxin Fund)」が主導、「経緯創投(Matrix Partners China)」や合肥市の政府系投資機関などが参加した。

調達資金は主に、仕分けロボットの量産規模拡大、人型ロボットをベースとした仕分けロボットの研究開発と商用化に向けた改良、海外事業の拡大に充てられる。

天工機器人は2022年に設立。中国で「3D仕分け機(立体仕分けシステム)」という製品カテゴリーを切り開いた企業で、世界の物流・倉庫業界向けにスマート仕分けソリューションを提供している。創業者の肖軍氏は、京東集団(JDドットコム)の初期から開発に携わった元エンジニアで、同社の無人倉庫、自動配送車、特殊用途ロボットなどの新規事業を主導した経験を持つ。

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ハードウエアでは、独自開発した立体モジュール式仕分け機「木馬」シリーズを展開。機械的な処理能力は最大で毎時4万件に達する。独自の高速立体仕分け機構により、従来は人手に頼り、複数回の仕分け作業を必要としていた商品などの仕分けを効率化した。

現在、同社の製品はCider、順豊速運(SF Express)、ワトソンズ、SHEIN、Temuなど大手企業で採用されており、越境ECや宅配・物流、小売チェーン、電子機器など幅広い分野で活用されている。事業は米国、欧州、アジアに展開している。

天工機器人の製品のグローバル出荷台数は、2024年の約2600台から2025年には1万6600台へ増加した。2026年にはさらに8万1700台に達する見通しだという。

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*1元=約23円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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