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中国の新興カフェチェーン「庫迪咖啡(Cotti Coffee)」が5月30日、北京市朝陽区の超高層ビル、中国国際貿易センター第三期に3000店舗目をオープンした。2022年10月の1号店開業からわずか7カ月での急拡大となった。
飲食業界に特化した調査会社「窄門餐眼」によると、22年の新規出店が多かったカフェチェーン上位3ブランドは、大手の「瑞幸咖啡(luckin coffee)」(2939店)、茶飲料チェーン「蜜雪氷城(Mixue Bingcheng)」傘下の「幸運咖(LuckyCup)」(1521店)、マクドナルド傘下の「マックカフェ(McCafé)」(763店)の順だった。庫迪咖啡の出店数が、わずか7カ月で瑞幸咖啡の1年分を超える勢いで伸びていることが分かる。
庫迪咖啡は、カフェチェーン大手「瑞幸咖啡(luckin coffee)」の創業者で元会長の陸正耀氏が設立したブランドだ。20年4月に瑞幸咖啡の粉飾決算が発覚し、同氏は会長退任に追い込まれた。そして現在、同氏は新たに立ち上げたブランドで、古巣の瑞幸咖啡に戦いを挑もうとしている。庫迪咖啡は、瑞幸咖啡の商圏への出店や値引き戦略などで明らかな対決姿勢を見せており、その行方が議論の的となっている。
(36Kr Japan編集部)
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