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中国自動車大手の吉利汽車(Geely Automobile)傘下で、高級電気自動車(EV)ブランド「ZEEKR(極氪)」を展開する「極氪智能科技(ZEEKR Intelligent Technology)」が、すでに中国証券監督管理委員会への海外上場申請を完了し、米ニューヨーク証券取引所への上場を準備していることが明らかになった。
2021年3月に吉利の非連結子会社として設立されたZEEKRは、スマートEVや電動モビリティ関連製品の開発・調達・販売に注力し、関連サービスの提供も手がけている。同社は21年10月、初のモデル「極氪001」の納車を開始。23年1~6月の累計納車台数は前年同期比124%増の4万2633台に上った。同モデルの平均販売価格は約33万6000元(約670万円)となっている。
ZEEKRの23年1~6月の売上高は212億8300万元(約4250億円)で、前年同期の88億2800万元(約1770億円)から大幅に伸びた。損益は8億900万元(約160億円)の赤字で、前年同期の赤字額7億5900万元(約150億円)からやや拡大した。22年通期の純損益は20億元(約400億円)の赤字だった。
*23年8月29日のレート(1元=約20円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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