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電子機器受託製造(EMS)大手の富士康科技集団(フォックスコン)がインド・チェンナイ近郊に構える工場ですでに、米アップルの新型スマートフォン「iPhone 15」を生産しており、今年10〜12月期には「iPhone 15 Plus」の生産も開始するという。インドの経済メディア「The Economic Times」が報じた。
中国はこれまで、アップルの世界最大の生産拠点として、iPhoneの8~9割の組み立て・生産を担ってきた。 しかし、この状況は今後変わる可能性がある。現在のところ、インドはiPhoneの約7%を生産しているが、アップルは25年までに生産の25%をインドにシフトする計画だ。
中国では22年10月、発売されたばかりの「iPhone 14」シリーズを購入した多くの消費者が、箱に「Assembled in India(インド組み立て)」と印字されていることを発見した。インドで生産されたiPhoneがすでに中国市場に出回っていたことになる。
iPhone 15の発売後、中国市場では「中国製のiPhone 15は欧米市場だけに供給され、インド製のiPhone 15は中国市場専用になる」との噂が流れた。 アップル関係者は、この噂を否定している。
(36Kr Japan編集部)
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