中国発ファストファッション大手「SHEIN（シーイン）」は10月6日、同社の副会長にソフトバンクグループ（SBG）の元副社長執行役員最高執行責任者（COO）、マルセロ・クラウレ氏を任命したと発表した。

クラウレ氏は今年1月、SHEINの中南米事業の会長に就任し、マーケットプレイス「SHEIN Marketplace」のブラジルでの立ち上げを監督。同国での製造事業の現地化に向け、1億5000万ドル（約220億円）を投じることを承認した。同氏はSHEINに加わる前、個人として同社に約1億ドル（約150億円）を出資している。

クラウレ氏は、18年にSBGの副社長執行役員COOに就任。19年からは中南米企業への投資に特化したソフトバンク・イノベーション・ファンドの最高経営責任者（CEO）も兼任したが、22年1月27日に副社長執行役員COOを退任し、​​SBGを去っていた。

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＊23年10月11日のレート（1ドル＝約149円）で計算しています。

（36Kr Japan編集部）