中国、車載電池の生産過剰鮮明に PHEV用の需要90%増:24年1〜5月

中国の全国乗用車市場情報連合会(CPCA)の崔東樹・事務局長は6月18日、2024年1~5月の純電気乗用車(BEV)向けの電池需要が17%増だったのに対し、プラグインハイブリッド車(PHEV)向けの電池需要は90%増と引き続き大きな伸びを示したと発表した。 

崔氏は、航続距離200キロメートル未満の電気自動車(EV)が車両購入税減免の対象から外れたことで、低価格帯のコンパクトEVの需要が縮小し、BEVの需要が減退する一方で、レンジエクステンダー(航続距離延長)EVとPHEVの需要が伸びたと説明した。

中国では車載電池と蓄電池の生産過剰が深刻化しており、車載電池の生産量に占める搭載量の割合は、20年が76%、21年が70%、22年が54%、23年が50%、そして24年1~5月は46%と年を追うごとに低下している。

中国EV、車載電池でも値下げ競争加速。「2番手グループ」猛追でCATLの独占崩す

中国の電池市場では、寧徳時代(CATL)と比亜迪(BYD)の2強が大半のシェアを握っている。BYDのシェアは20年の14.9%から24年5月には29.1%に上昇した。一方、CATLのシェアは20年の50.0%から24年5月には44.0%に低下している。

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(36Kr Japan編集部)

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