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中国の新興電気自動車(EV)メーカー「理想汽車(Li Auto)」が発表した2024年4〜6月期決算は、売上高が前年同期比10.6%増の317億元(約6700億円)、純利益は52.3%減の11億元(約230億円)の増収減益となった。非米国会計基準(Non-GAAP)ベースの純利益は44.9%減の15億元(約320億円)だった。
4月に2024年モデルの価格引き下げを実施し、低価格モデルの中型SUV(多目的スポーツ車)「L6」の納車が始まったことで、販売台数は増加したものの、粗利益率の低下で純利益が大幅に減少した。4〜6月の納車台数は前年同期比25.5%増の10万8600台と新興勢でトップ、自動車販売の売上高は8.4%増の303億元(約6400億円)だった。粗利益率は18.7%で、前年同期比で21%減、前期比で19.3%減少した。
理想汽車は7〜9月期の納車台数が14万5000〜15万5000台になると見込んでおり、8月までの2カ月間ですでに10万台近くを達成している。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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