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中国最大の飲料チェーン「蜜雪冰城(MIXUE)」は5月12日、ブラジル産の農産物を調達することでブラジル貿易投資振興庁と基本合意書(MOU)を締結した。
MIXUEは今後3〜5年で少なくとも総額40億元(約800億円)分のコーヒー豆や果実加工品などを調達する計画で、2万5000人の現地雇用を創出できる見込みだという。年内にブラジル1号店をオープンするほか、サプライチェーン工場を建設し、現地で生産から販売まで手がける体制を整える。
ブラジルは世界最大のコーヒー生産国であると同時に、中国にとって最大の貿易相手国となっている。中国では、ひきたてコーヒーの消費が急速に伸びており、MIXUE傘下のコーヒーチェーン「幸運咖(LuckyCup)」も国内で5400店舗以上を展開している。
ブラジルは南米最大の経済規模を誇り、若年層が多く購買力も高いため、できたて飲料市場の成長余地は大きい。MIXUEが展開する4万6000店余りのうち、海外店舗は12カ国で5000店を超える。
MIXUEは今年3月3日に香港証券取引所に上場しており、5月14日時点の時価総額は1731億香港ドル(約3兆3000億円)となっている。
*1元=約20円、1香港ドル=約19円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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