初の黒字から一転――中国EV・小鵬、1〜3月期は販売33%減で赤字転落

中国電気自動車(EV)大手の小鵬集団(Xpeng) は5月28日、2026年1~3月期決算を発表した。売上高は前年同期比17.6%減の130億3000万元(約3100億円)、純損失は17億8000万元(約430億円)と前年同期より赤字幅が拡大した。なお2025年10~12月期に同社は初の四半期黒字を達成しており、純利益は3億8000万元(約90億円)だった。

業績が暗転した背景には販売の減少がある。26年1~3月期の新車納車台数は6万2682台で、前年同期比33.3%減、前四半期比では46.1%減だった。これにより主な収益源である自動車販売による収入は前年同期比で23.5%減少した。

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2026年4月、小鵬汽車は社名を「小鵬集団」に変更し、事業領域を完成車の製造から空飛ぶクルマ、人型ロボット(ヒューマノイド)、ロボタクシーなど複数分野へと拡大した。新規事業はまだ収益化に至っていない段階にあり、グループ全体としてコスト負担を抱える構造となっている。

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一方で、転機は4~6月期に訪れる可能性がある。5月20日に発売された新型車「GX」は、価格が27万9800元(約670万円)からと市場予想を上回ったものの、発売12時間で予約注文が2万4000台を突破した。何小鵬・最高経営責任者(CEO)は、GXの発売およびハッチバッククーペ「MONA M03」 の継続的な販売拡大により、4~6月期の納車台数は大きく回復するとの見通しを示している。

何CEOは決算説明会で新規事業の進捗も明らかにした。ロボタクシー分野ではGX車両群による小規模なレベル4(L4)テスト運行が開始されており、2026年7~9月期には広東省広州市で実証運行を開始する計画だ。人型ロボット分野では、新世代機「IRON」を7~9月期に公開予定。年末を目標に高度な人型ロボットの量産開始を目指し、27年以降、中国および海外の法人顧客への納入を計画しているという。

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(36Kr Japan編集部)

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