家庭用ヒューマノイドに照準、中国「JOYIN」が約120億円調達

人工知能(AI)を搭載したロボットを開発する中国スタートアップ「楽享科技(JOYIN)」(全称、蘇州楽享智能科技) が7月2日、プレシリーズAで約5億元(約120億円)を調達したと発表した。これにより、設立からわずか1年半で累計資金調達額が10億元(約240億円)に達した。

今回の資金調達はアント・グループ(Ant Group)が主導し、吉利資本(Geely Capital)、三七互娯(37 Interactive Entertainment)、元禾璞華(Hua Capital)に加えて、既存株主のMonolith(砺思資本)も参加した。資金は主に、主要技術の研究開発およびグローバル市場での販売チャネル拡大などに充てられるという。

同時に、家庭向けエンボディドAIブランド「元点(Zeroth)」の2製品も発表した。1つは等身大の人型ロボット(ヒューマノイド)「Jupiter」で、家族のパートナーのような存在となる汎用型のスマートロボットを目指す。もう一つは家庭用協働ロボット「N1」で、世界初となる左右非対称のアーム構造と軽量型の設計を採用、家庭での協働を想定したロボットだ。

JOYINは現在、小型および等身大の人型ロボットやクローラー式ロボット、家庭用協働ロボットなど幅広い製品ラインアップを取り揃えている。このうち、小型の家庭向け人型ロボット「M1」とクローラー式ロボット「W1」の主力2製品は好評を得ている。同社の発表によると、ロボット全体の累計受注台数は3万台を突破しているという。

中国人型ロボット、2026年出荷5万台へ モルガン・スタンレーが半年で予測倍増

*1元=約24円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

日本企業のDXを促進するプラットフォーム「CONNECTO」
無料コンテンツ公開中

最新記事