中国スマホ「トランシオン」、1~6月期純利益46%増 メモリー高で値上げ奏功
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中国スマートフォン大手の伝音控股(Transsion Holdings、トランシオン)が発表した2026年1~6月期決算は、売上高が前年同期比21.9%増の354億3100万元(約8500億円)、純利益が46.2%増の17億7300万元(約430億円)だった。
収益改善を支えたのがスマホの値上げだ。同社はメモリー価格などのコスト上昇や市場競争を踏まえて製品価格を見直し、スマホの平均販売価格が上昇したと説明。一方、コスト面では過去に調達した在庫が残っていたため、原材料価格の上昇が原価に反映されるまでに時間差が生じた。これにより売上総利益率が改善し、純利益が売上高を上回る伸びとなった。
主力のスマホ事業の売上高は281億7700万元(約6800億円)で、全体の約8割を占めた。海外売上高は353億5300万元(約8500億円)と全体の99.9%に達しており、アフリカや南アジア、東南アジア、中東、中南米など新興国市場を主力としている。
米調査会社IDCによると、2026年1~6月のトランシオンの世界携帯電話市場シェアは11.3%で3位、スマホに限ると7.1%で6位だった。アフリカのスマホ市場では首位を維持したほか、南アジアではパキスタンとバングラデシュで首位、インドでは7位につけた。
一方、メモリー価格の上昇に備えて在庫を積み増したことで、上半期の営業キャッシュフローは58億6100万元(約1400億円)のマイナスとなった。研究開発費は前年同期比20.2%増の16億3700万元(約390億円)だった。
*1元=約24円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)