中国EV「NIO」、4~6月期は69%増収 純損失は9割縮小、納車は初の10万台超え

中国の新興電気自動車(EV)メーカー「蔚来汽車(NIO)」がこのほど、2026年4~6月期決算を発表した。売上高は前年同期比69.1%増の321億4000万元(約7400億円)だった。新車の納車台数は前年同期比49.4%増、前四半期比29.0%増の10万7700台に達し、四半期として初めて10万台を突破した。ブランド別の納車台数は、主力ブランドの「NIO」が6万945台、セカンドブランドの「楽道(ONVO)」が2万9124台、サードブランドの蛍火虫(firefly)が1万7589台だった。車両販売による売上高は前年同期比80.1%増の290億5800万元(約6700億円)だった。

収益性は著しく改善した。純損失は5億2800万元(約120億円)に縮小し、前年同期の純損失49億9500万元(約1100億円)から9割近く縮小した。非米国会計基準(Non-GAAP)ベースの調整後純利益は2610万元(約6億円)となり、2四半期連続で黒字を達成した。

売上総利益率(粗利率)は前年同期比で大幅に上昇した。NIOの最高財務責任者(CFO)である曲玉氏は、9月1日夜に開催された決算電話会議で、高利益率モデルの継続的な好調な販売とコスト構造の最適化に支えられたと語った。原材料コストの上昇にもかかわらず、4~6月期の自動車事業の粗利率は8.2ポイント上昇し、18.5%に達したという。

補助金では救えない 中国自動車業界、利益なき競争続く

*1元=約23円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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