中国スマートフォン大手のシャオミ（小米科技）は、現在インドでオンラインチャネルの構築に力を注いでいる。ロイター通信の報道によると、今週インドで「Mi Commerce」と呼ばれる新しい電子商取引（EC）サービスをローンチする計画だと、シャオミのインド法人最高執行責任者（COO）のMurali Krishnan B氏が明らかにした。このECサービスでは、ユーザーがアプリで商品を選んで購入すると、購入ユーザーへ確認の電話をかけるようにアプリから最寄りの小売店へ通知が届き、ユーザーはその後店内でスマートフォンを受け取り、決済を行う。

市場調査会社「Counterpoint」によると、シャオミはインドでスマートフォンの最多販売台数を誇る企業であり、インドでの市場シェアは30%。シャオミは現在、オンラインチャネルの構築のほか、コロナウイルスの流行により打撃をうけた生産能力の回復も推し進めている。