アップルのiPhone製造を手がける世界最大手のEMS企業「フォックスコン（富士康科技集団、Foxconn Technology Group）」が、インド南部チェンナイ近郊の工場でiPhone 11の組立を始めている。関係筋によると、インドで組み立てられたiPadの一部はすでにAppleストアに送られたが、生産量は限られているとのこと。

報道によれば、この動きはインドでの生産を増やすというAppleの目標と一致しているという。現在のところ iPhoneの圧倒的大部分はまだ中国で生産されているが、インドでの機器組立によりAppleなどのスマートフォンサプライヤーは、インド政府が輸入電子製品に課す20％の関税を回避できる。