海風教育 Cラウンド1億ドル超の資金調達 好未来と源码资本は再度注目
更新
主な要点:
・海風教育のCラウンド資金調達は1億ドルを超え、現在利益は上がってはいないものの、キャッシュフローと運営状況は良好である。会社はしばらく上場予定はない。
・教育訓練企業の最初の原動力は製品が鍵となる。克服すべき三大問題は、時間と空間の問題、授業の過程で経験する難しい問題、管理運営の効率向上の問題である。
・小人数クラスは良いように思えるが多くは‘新東方’や‘好未来’といった、ブランド力と流量基盤が大きな会社が牛耳っており、新しい会社創立はかなり難しい。
・今から1-2年の間には、1対1のオンライン家庭教師業界が確立され、3-4年の内には20%増加する見込みである。
36Krは、1対1のオンライン家庭教師のブランド‘海風教育’が、主に‘好未来’や‘源码资本(sourcecode capital)そして某基金からC +ラウンドの資金調達を得、今年始めに‘好未来’と‘源码资本(sourcecode capital)から受けた数千万ドルの投資を含め、‘海風教育’のCラウンド資金調達が1億ドルを超えたことを知った。その前には、‘海風’の資本バックとして、同じくインターネット教育分野に属する‘フージャン’下の‘フーグイ基金’がいた。
‘海風教育’の創始者兼CEOのZheng WenChengは36Krにこう語った。今回の資金調達が終わった後、会社はその半分を技術と授業内容に投入し、ユーザーの保留、経済面での安定、団体企業文化と組織能力の前提の下市場シェアの拡大をし、初期段階では多数のブランドマーケティングと協力すると同時にビジネスチームの更なる招待を行う予定である。‘好未来’は戦略投資側として、将来的に‘海風教育’と業務を行うことになる。いまのところ両者は、教師人材指導と教育研究の分野で深く関わっている。
実のところ、‘好未来’も同様の1対1の小中学生対象のオンラインレッスンを行っているが、Zheng WenChengが36Krに明らかにしたことからすると、‘好未来’は‘海風教育’の先駆け株主で、‘好未来’は‘海風教育’の独自の開発を尊重しているようだ。上場に関しては、‘海風教育’は厳密な計画を持ってはいないと彼は述べた。
オフラインから純粋なるオンラインへ 1対1オンラインレッスンの突破口
2014年は、‘海風教育’にとって重要な年である。4年前、会社の中核業務はオフラインで家庭教師を行うことだったが、その後今日に至るまで、‘海風’は純粋なオンライン教育企業に変身を遂げ、K12(就学前教育から高校教育まで)という分野を目標とした。
Zheng WenChengは、良い教育訓練会社の最初の原動力の中心は製品であるという見方を支持している。製品上の問題を克服してこそ、早く良い評判を積み重ね、良い循環の基礎が築かれる。例えばすでに上場した‘新東方’と‘好未来’の成長記録はそのことを証明している。彼は例として、‘新東方’が過去において開発したユーモアあふれる授業環境と励みある雰囲気は、‘新東方’が同様の学校外補習塾の中で際立った存在となったことを挙げた。
彼によると、1対1のオンライン教育製品の問題を克服する鍵は、業界の三大課題を解決する必要がある。時間と空間の問題(しかしこの点は純粋なるオンライン教育企業であれば解決できる)、授業の過程で経験する難しい問題、例えば消費者とユーザーが別れたことによる教育ブラックボックスやどのように授業の質を管理するかといった問題、管理運営の効率向上問題などである。
2つ目の点については、‘海風教育’は4月に喜望峰AIシステムを発表したが、そのシステムは生徒と教師の表情や目の動きを通して双方の学習と授業態度を識別判断し、その都度警告したり調整を促したりする。Zheng WenChengの紹介では、今後‘海風’は音声セマンティクスにおいてタイトル、教師、生徒の三次元ユーザーのポートレートをログデータで身元確認するようになる。応募する補習レッスンの二大カリキュラムサービス体系もある。
早くも2015年には、Zheng WenChengは外部に対し、‘海風’の年収益は1000万元、純利益は40万元強であると述べていた。利益といえば彼は36Krに、‘海風’は現在利益はないもののキャッシュフローやコア運営指標はとても良く、顧客単価は1.5万くらいであると述べた。彼の言葉から、‘海風’の現段階の主要目標はより多くの市場シェアを奪うことであることが分かる。
競争:小クラスの見た目は良いが、あと1-2年で業界のリーダーが決まる
K12は、新しい企業が密集する“トラック”となった。‘智研コンサルティング’のデータによると、2016年にK12学校外補習全体の市場規模は3390億元、2020年には6680億元に上昇すると見積もられている。具体的には1対1のオンラインレッスンの内訳として、‘海風教育’、‘ジャンメン1対1’の他に、36Krは‘サンハオワン’、‘シュエバーライラ’、‘チンチンジャージャオ’、‘ジーヨウジャオユー’なども報道してきた。
‘海風教育’が最も注目している会社について尋ねられると、Zheng WenChengは36Krに‘ジャンメン1対1’であると答えた。理由はこの2社は規模や部門の収入量、融資規模も近いということだ。
2018年始めに‘海風教育’は、Cラウンド資金調達を宣言する1、2週間前、もう一方の中学1対1補習ブランド‘ジャンメン1対1’は1.2億ドルのDラウンド資金調達を終えたばかりだった。
2017年末公開されたデータによると、‘ジャンメン1対1’の登録学生は200万人を超え、2017年の年間総収益は10億元と見られ、学生の更新率は80%の高さである。当時、‘ジャンメン1対1’のCEO Zhang Yiは、2018年の会社の目標は登録学生の数を1,000万人に到達させることだと述べた。
Zheng WenChengは36Krに少しのデータを明らかにしただけだった。‘海風教育’の登録学生は500、600万人;買い戻し率はもしも同じ方法で計算した場合(各社で統計基準は違うので)、‘海風’がリードしている。彼は、‘海風’の競争の障壁はユーザーエクスペリエンスの保持状況を反映していると考えている。競争相手は市場と販売原動力に頼っているのに対し、‘海風’はバックエンドの研究、授業、製品力に力を入れている。
1対1のオンライン教育形式が発展してきた今日、ビジネスモデルの実現可否が問われる段階は過ぎたものの、1対1を巡る核心的要素―コスト構造と規模の最適化は引き続き行われている。小人数クラスレッスンはARPUと規模経済、効率的なインタラクティブ性の折衷案に配慮を払っている。
36Krの大まかな統計によると、2017年年3月から同年末に至るまで、中国にはオンライン小人数クラスレッスンの企業が9社ある。例えばVIPKID、51Talk、‘モーリーアードゥオ’などがある。ZhenFundの副総裁Jiang Minは少し前に、こうしたチームは2018年K12オンライン補習市場の新たな風向きであると書いている。
“小人数クラスは見たところ、売上総利益率が高く見える”。Zheng WenChengは、しかし1対複数の形式は生徒のレベルが同程度かどうかを考慮した上でクラスを組まなくてはならず、そうするとインターネットの有利さは大いに削減されてしまう、市場販売にかかる費用は増加し、生徒募集のコストも高くなる、と言う。新しい企業がこうしたことを行うのはかなり難しいが、反対に‘好未来’や‘新東方l’などすでにブランド力と流量基盤を持っている大企業が1対複数人のオンライン教育をするのは有利である。それには小人数クラス、大人数クラスとダブルポジションモデル(有名な教師の授業とリアルタイムの補習の組み合わせ)が含まれる。
比較してみると、大企業の1対1形式に対する影響は少ない上に、彼らは自分たちの有利なその他の業務に力を入れる。例えば‘好未来’では1対1レッスンはそれほど多くの業務を占めておらず、それゆえに1対1オンライン家庭教師の業界で、新しい企業は製品力次第で生き残る機会があるのだ。
1対1のレッスン形式以外にも、‘海風教育’は2017年に1対複数人のパーソナライズされた小人数クラスサービスを売り出したと報道された。しかしこの度Zheng WenChengは36Krに、‘海風’の参加する小人数クラスに二つの前提を設けると告げた。まず1対1のオンライン家庭教師の分野が明らかに主な地位を占めていること。次に、すでに自身のブランド力と流量が確立されていることである。
「我々は今発展途上にある企業として、そうしたブランド力と流量力を持ち この早い段階で業務の多元化ができるとは思っていない」。Zheng WenChengは、同業者の‘新東方’や‘好未来’は多元化を図る前に、まず自らの核心的な業務において疑いもない第一人者になって後、そのブランド力と営業力をもって業務の拡大をしたのだと強調した。
オンライン1対1レッスン市場がいつ明確に取り分けられるかについては、Zheng WenChengは1-2年であろうと考えている。彼は、将来1対1レッスンはK12教育業界全体の中でも最も成長率が高くなり、それはインターネット上にも反映されて、1対1のオンラインレッスンはその他のオンラインレッスンよりも成長すると見ている。この先3―5年間のうちに、1対1のオンラインレッスンは全ての1対1教育市場の20%を超えることになる。