民泊委託経営プラットフォーム「城宿」、Airbnbから500万ドルの戦略投資を得る

2018年7月6日、Airbnb愛彼迎は民泊委託経営プラットフォーム「城宿」に500万ドルを投資すると発表した。Airbnbは、これによりAirbnbの高品質物件の提供が中国各地で増加し、Airbnbの家主はより多くの物件とサービスを提供できると述べた。城宿は、この資金をチームの拡充とオフラインの営業業務の開拓に使用すると述べた。

城宿は2017年、高品質の民泊営業として北京に誕生した。物件面で城宿は高級コミュニティマンション、胡同四合院、洋風の別荘など、主に国内の1線、2線都市の物件をそろえる。営業面では、城宿は家主にリフォーム設計、プラットフォームの運営、清掃維持管理等のワンストップサービスを提供している。目下、城宿はすでに20の都市で営業センターを設立しており、今後Airbnbの資金支持の下30の営業センターを新設する予定である。

今回の提携は、Win-Winの関係に見える。Airbnbは人数を呼び込むプラットフォームとして機能し、それに対して城宿はAirbnbに高品質の物件を提供する。現在、Airbnbは城宿の最大の顧客プラットフォームである。

Airbnbが公表したデータによると、2008年に誕生してからすでに延べ人数1000万人超の中国人旅行客がAirbnbの全世界の物件に宿泊している。Airbnbの中国の物件数は去年の125%以上になり、2017年には、前年と比べAirbnbを通して旅行に行く中国人旅行客の人数が倍増した。

民泊プラットフォーム競争が激しい状況下において、物件の数と質がプラットフォームの競争の重要な武器となり、プラットフォームの供給側の需要はますます激しくなった。城宿の他に、民泊の供給側に注力し提供を行っている企業には大象民泊等がある。

以下は2017年11月に36krが城宿について報道した原文である。

中国の消費者は、外国に居留し生活する3.0時代へと完全に入り、消費のグレードアップは個性的な宿泊施設のブームを生み出した。国内のいくつかの主要な民泊プラットフォームは急速に成長しており、先月、途家は3憶ドル、小猪短租は1.2億ドルの融資を獲得し、相次いでユニコーン企業へと昇進した。今月、木鳥短租もB+ラウンド融資を獲得したと発表した。

しかし供給面を具体的にみると、民泊市場は玉石混交で、多くが家庭単位の小さな会社で物件の品質も種々雑多であり、衛生と安全の保障がされていない。荒っぽい発展の後、業種に加わった者はさらに供給側の建設に重点をあて、物件の数の開拓だけでなく、物件の品質と標準化に力を尽くした。

今日紹介する「城宿」は、高品質な都市民泊運営ブランドとして2017年に創立した。創始人の譚勝虎氏は、36krに対して民泊は本質的にサービス産業であり、オフラインの経営管理が非常に重要だが、このような流量プラットフォームで供給部分への介入は非常に困難であると語った。業界の爆発的な成長の後、企業は優秀な民泊運営商と、経営がどんどん困難になっているロングテール企業に二極化した。彼は後者について、ブランド化が生き延びるのに必然であると考える。

総括すると、「城宿」は供給側の専門的な管理能力を提供し、品質、専門分野に優れたハイグレードの民泊を創り出したいと考えている。物件方面では高級コミュニティマンション、胡同四合院、洋風の別荘など、主に国内の1線、2線都市の居住空間を選択し、発展の潜在力を持った物件を精選し、家主にはリフォームの設計、プラットフォームの運営、清掃維持管理等のワンストップサービスを提供する。

そのような具体的な運営の一部で、プラットフォームはどのように標準を提供するのか。譚勝虎氏は、サービスと衛生安全の方面ではチームが伝統的なホテルの標準を厳格に参照把握しコントロールしていると述べた。大きな面では24時間対応の管理人と強化管理清掃チームの体制、小さなところでは傘、薬の配置などがあり、民泊によってスタイルはそれぞれ違うが、提供するサービスはなるべく標準化しているとのことだ。

伝統的なホテルと比べると、民泊の個性の優位も管理上での課題となった。特に規模の拡大後、分散する民泊の有効な管理には技術と道具の助けが必要となった。過去に「城宿」は経営管理の標準とプロセスを磨き上げ続け、大規模分散、細部集中の企業の特徴を形成し、システム管理を業務に利用し半自動化入居を実現し、在庫管理、同時注文、強化清掃管理コントロールサービス等において効果を高めコストを削減した実績がある。現在「城宿」の経営方面での人件費は初期と比べて80%に削減され、伝統的なホテルと同じレベルで経営できているとのことだ。

「城宿」と似た民泊の供給側の品質を重視する会社で、36krが報道したことがある海外の民泊管理ブランドに易民宿、夢之宿、高品質民泊プラットフォームの路客等がある。

業界競争の核心は、早期段階のチームと物件に加えて規模が大きくなった後のプロセスの組織設計力、把握しコントロールする力、ITシステムの構築能力等も含めたオフラインの経営管理能力だと譚勝虎氏は語る。

しかし、現在民泊業界の発展段階はまだ早期であり、競争は激しいとは言えない。宿泊施設業界全体での民泊の規模は依然として非常に小さく、特に優良品質の民泊の提供は市場の需要を満たすことが出来ていない。

チームが提供したデータによると、「城宿」は現在北京と上海を中心に全部で300余の物件を所有している。11月からプラットフォームは毎月80-100件のペースで物件を新規開拓する。「城宿」の定価は500-700元で、平均入居率は89.2%であり、現在毎月の注文書は2500通前後、純利益は45%である。

チームには現在40人以上が在籍している。中心メンバーは万豪酒店、宝潔集団、捜狐等の会社から来ておりインターネット、ホテル民泊方面で豊富な経験を持っている。創始人の譚勝虎氏はインターネットの継続的な起業家であり、多くの物件を運営する優れた家主である。

日本企業のDXを促進するプラットフォーム「CONNECTO」
無料コンテンツ公開中

最新記事