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中国スマートフォン大手OPPO傘下の高級ブランド「OnePlus(一加)」の創業者であるピート・ラウ(劉作虎)CEOはこのほど、スウェーデンの老舗カメラメーカー・ハッセルブラッド(Hasselblad)と3年間の戦略的パートナーシップを締結したと発表した。両社が共同開発した「OnePlus ハッセルブラッドモバイルイメージングシステム」は、23日に発表予定の「OnePlus 9」シリーズに搭載する。またOnePlusはイメージング技術の研究開発費として、今後3年間で10億元(約167億円)を投入する計画という。そのほか、視野角140度のパノラマカメラ、フロントカメラで高速フォーカスを実現するTレンズ技術、超広角撮影の歪みを最低限に抑えるフリーフォームレンズなど、イメージング技術の最新成果も明らかにした。
イメージング技術は今年、フラッグシップスマホが激しく競い合う分野となっている。スマホメーカーが惜しみなく大金を投じ、老舗カメラメーカーと手を結ぶ理由はここにある。このような提携モデルの実現可能性は、通信機器大手ファーウェイ(華為技術)とドイツの老舗高級カメラブランド・ライカ(LEICA)の提携により実証済みだ。新興スマホメーカーのvivoも2020年末に、ドイツの光学機器メーカー・カールツァイス(Carl ZEISS)と、イメージングシステムと光学レンズの供給に関して提携を結んでいる。
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