3月19日、中国のスポーツウェア大手「Li-Ning（李寧 / リーニン）」が2020年の業績報告を発表した。 2020年（1月1日～12月31日）の売上高は前年比約4.2％増の144億5700万元（約2400億円）で、同社の株主に帰属する純利益は前年比13.3％増の16億9800万元（約280億円）だった。 昨年、Li-Ningの営業キャッシュフローは21.1％減少したが、それでも27億6300万元（約460億円）の純流入を達成した。

昨年は新型コロナウイルス感染症の流行により、全体の売上高は当初の目標に届かなかったものの、中国では感染対策が功を奏したことや、エンドユーザーのニーズに焦点を当てた中国独自の要素を備えた製品をリリースしたことによって、業績向上を実現した。