Amazon Echoに立ちはだかる複数の敵。グーグルの猛追受け、中国では苦戦
更新
スマートスピーカーが普及する中で、先駆者のアマゾンが苦境に立たされている。米WEBマガジンSlateによると、グーグルのGoogle Homeが出荷台数でアマゾンのAmazon Echoに迫っている。さらに、中国ではほとんど存在感を出せていない。
市場調査会社ストラテジー・アナリティクスとCanalys(カナリス)によると、アマゾンのスマートスピーカーは2017年に世界で75%のシェアを獲得したが、今年はグーグルの猛追を受け、差がほとんどなくなっている。
アマゾンによると、2014年に発売されたAmazon Echo は2017年に1000万台以上を売り上げた。しかし2016年にグーグルが、2018年にアップルが参入すると、人工知能(AI)領域で強みを持つグーグルが急成長。グーグルはアンドロイドスマートフォンにGoogleアシスタントを搭載し、ユーザーに浸透している。さらに、フェイスブックも独自の音声アシスタントやスマートスピーカーを発売する予定だ。
しかし、彼らにはさらにライバルがいる。中国企業だ。
スマートスピーカーは単なるハードウエアではない。売りたいのは、関連するサービスだ。例えばAmazon Echoを購入したら、さらに料金を払ってAmazon PrimeやAmazon Musicを利用したくなるだろう。Amazonで買い物をする頻度も増えるかもしれない。
だが、アマゾンやグーグルが中国で自社サービスを売ることは簡単ではない。アリババ、小米(シャオミ)、百度(バイドゥ)などの現地大手企業が、より安価でよりローカライズされたサービスを武器に、シェアを拡大しているからだ。
シリコンバレーの企業が中国の壁に跳ね返される状況は、スマートスピーカー市場も例外でない。
(翻訳:愛玉)