中国ECの新興勢力、雲集微店が2019年ナスダック上場計画

中国の新興EC「雲集微店」が2019年初めのナスダック上場を計画していると報じられた。

ロイターは、関係者からの情報として、雲集微店がIPOによって10億ドル(約1100億円)の調達を目指していると報道した。時価総額は70~100億ドルとなる見込み。幹事証券会社とされるモルガン・スタンレー、クレディ・スイス、JPモルガンチェースはいずれも、取材に「ノーコメント」としている。

雲集微店は、S2B2C(供給者→事業者→消費者)モデルのソーシャルコマースアプリ。主力商品は化粧品、ベビー・マタニティ用品、健康食品などで、コストパフォーマンスと品揃えで高い人気を得ている。創業者の肖尚略氏は「国内最大のソーシャルコマースプラットフォームを目指す」と述べている。

中国のソーシャルコマースと言えば、2018年7月に上海とナスダックで同時上場した拼多多(Pinduoduo)が記憶に新しい。雲集微店は拼多多のわずか4カ月前、2015年5月にアプリをローンチした。今回、予定通りに上場すれば、拼多多に次いで創業4年以内の若さで上場することになる。

雲集微店は創業1年目で売上高1億元(約17億円)を突破。その後、年500%のペースで成長しており、2018年の売上高は100億元に達すると見られている。今年4月を含め、計2回の資金調達を行っており、その総額は約10億元に上っている。

資料提供:金融関連調査会社、鯨准(jingdata)

中国のEコマース市場は成長が鈍化しており、2015年には36.5%だった取引件数の伸び率が、2017年には19%に落ち込んでいる。その中で、爆発的な成長を見せる新興ECの雲集微店。2018年には黒字に転じるとロイターは報じている。
(翻訳・愛玉)

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