マイクロソフト、Surfaceに中国限定色「グレーピンク」投入
マイクロソフトは15日、中国で新製品発表会を開催した。今月2日(現地時間)に米国で行われた発表会と同様、PCブランド「Surface」シリーズの新製品がお披露目された。米国で行われた発表会は、中国では国慶節の大型連休と重なったため、注目度が薄れることを嫌って、改めてアピールの場を設けた。マイクロソフト社にとっての中国市場の重要度がうかがわれる。
今回発表されたのは、タブレット「Surface Pro 6」、ノートPC「Surface Laptop 2」、クリエイター向けPC「Surface Studio 2」、ワイヤレスヘッドホン「Surface Headphones」の4製品だ。
キーボードを着脱できる2in1型タブレット「Pro 6」で最も注目すべきは、CPUにインテル第8世代Coreプロセッサーを導入した点。前機種と比較し67%の高速化を実現した。メモリは最大16GB。本体カラーはシルバーとブラックの2種類で、Proシリーズとしては初めてブラックを採用している。
2017年に発表され、今回が2代目となるノートPC「Surface Laptop 2」もインテル第8世代Coreプロセッサーを搭載し、パフォーマンスが85%も向上した。また、タッチスクリーンとしては世界最薄クラスの液晶ディスプレイを導入。カラーは4色展開だが、中国限定色として「Blush(グレーがかったピンク)」が加わっている。

写真右側が中国限定色の「Blush」
2016年に発表されたクリエイター向けPC「Surface Studio 2」も、今回が2代目製品となる。グラフィック処理能力が50%向上、ディスプレイの明度が38%向上したほか、ストレージが最大2TBとなった。
3製品とも前機種から特筆すべき変化は見られず、性能向上と軽量化の同時実現が焦点となった。マイクロソフトが最も強調したのは使用感で、「使っていることを忘れるスムーズさが理想」としている。また、今回はSurfaceシリーズ初となるワイヤレスヘッドホン「Surface Headphones」が発表された。音声アシスタント「コルタナ」を内蔵している。以上の4製品は中国では2019年発売予定だ。
Surfaceシリーズにとって、中国は世界で2番目に大きな市場であり、今後の成長が最も期待できる市場でもある。発表会でも中国市場特有のニーズに触れ、中国限定色の製品を付加するなど、中国市場を重視する姿勢を見せた。
アップル製品を競合と見定めるSurfaceだが、販売数では遠く及ばない。7月には廉価モデル「Surface Go」を発表して販売増加を狙っている。中国市場の開拓も同じく、販売拡大を狙ってのことだろう。
世界のテック企業が大きな可能性を見出している中国市場だが、中国で成功するには需要に沿った製品のローカライズは必須だ。先月発売されたアップルのスマートフォンiPhone Xsシリーズも、中国限定でデュアルSIMカード対応モデルが発売されている。
(翻訳・愛玉)