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有名ブランドの評価と戦略コンサルティングを手掛ける「ブランドファイナンス(Brand Finance)」による、「2022年世界ブランド価値トップ500(Brand Finance Global 500 2022)」が、1月26日に発表された。
第1位は、ブランド価値3551億ドル(約40兆9128億円)のアップル(Apple)、第2位はアマゾン(Amazon)、中国のファーウェイ(華為)は第9位だった。
またブランド価値とは別の指標でブランドの相対的な強さを評価した項目「世界最強ブランド(World’s strongest brand)」においては、テンセント(騰訊)が運営する「WeChat(微信)」が、昨年に引き続き1位となった。以下、第2位が「コカ・コーラ」、第3位「Google」、第4位「YouTube」、第5位「Naver」と続く。
レポートによると、WeChatはメッセージの送信やビデオ通話、食事の注文、ショッピングなど充実したサービスによって、中国の日常生活において必要不可欠な役割を担っている。また、予防接種や検査の予約に7億人以上がこのサービスを利用したなど、中国の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策で重要な役割を果たしたことも評価された。
ブランドファイナンスはこの項目で、マーケティング投資、ステークホルダー・エクイティ、事業業績の評価指標からなるバランス・スコアカードを通じ、各ブランドが持つ相対的な実力を判断している。
その指標に基づいて算出されたブランド力指数(BSI)でWeChatは、100点満点中93.3点を獲得し、2年連続でAAA+ランクに認定された。
(36Kr Japan編集部)
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