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【新華社上海1月18日】中国音像デジタル出版協会がこのほど発表した「2022年中国ゲーム産業リポート」によると、22年の中国ゲーム業はさまざまな要因が響き、複数の指標が低下した。
22年の中国ゲーム市場の売上高は2658億8千万元(1元=約19円)と前年を306億3千万元下回り、前年比10.3%減少した。中国企業が独自開発したゲームの海外市場売上高は3.7%減の173億5千万ドル(1ドル=約129円)だった。ゲームユーザーの数は0.3%減の約6億6400万人となった。
うち、モバイルゲームの売上高は14.4%減の1930億6千万元、PCゲームは4.4%増の613億7千万元、ブラウザゲームは12.4%減の52億8元だった。eスポーツ市場の売上高は16.0%減の約1178億元となった。
リポートによると、ゲーム業界は①企業の生産・研究開発が制限され、プロジェクトの進捗が滞る②求人需要が絞られ、人員配置の最適化が頻繁に行われる③投資家の信頼感が弱まり、企業の投資・資金調達活動が行き詰まる④ユーザーが個人支出を削減し、娯楽消費が大幅に落ち込む⑤海外市場での競争が激しさを増し、企業の海外進出の阻害要因が増大している-といった現実的な問題にも直面した。業界は全体的に圧力を受けながら力を蓄える段階にあったとみられる。
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