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【新華社北京2月28日】米カリフォルニア州車両管理局(DMV)がこのほど発表した自動運転レベル4の公道試験リポートで、中国の自動運転スタートアップ、深圳安途智行科技(AutoX)が複数の指標で上位を占めた。うち、MPI(一度手動運転に切り替え、また次に手動に切り替えるまでの走行距離)ランキングでは、米ゼネラル・モーターズ(GM)傘下の「クルーズ」に次ぐ2位となった。同局のリポートは世界の自動運転業界のバロメーターとされている。
AutoXによると、同社のレベル4技術チームは千人を超え、同業他社の数倍の規模に達している。世界6カ所に主要研究開発拠点を持ち、国内の北京、上海、広州、深圳4都市には複数の学科・分野にまたがる研究開発チームを配置する。うち、中核メンバー十数人は、米グーグルの親会社アルファベットの自動車部門「ウェイモ」での勤務経験がある。
技術開発面では、独自に開発した第5世代の完全無人運転システム「Gen5」を搭載した車両をすでに千台以上量産している。同システムには高精度センシングシステムやコンピューティングプラットフォーム「AutoX XCU」、自動運転レベル4を全体的に定義する電気/電子(E/E)アーキテクチャが含まれる。中でもXCUシステムは、車載ドメインコントローラとしてアジアで初めて演算能力が2千TOPS(1秒間に2千兆回)を超えた。
AutoXは現在、北京と上海、広州、深圳、シリコンバレーで大規模な試験運用を続けている。創業者の肖健雄氏は、自動運転レベル4への投資を継続し、レベル4乗用車の技術などの開発に専念していく考えを示した。
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