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ショート動画アプリ「快手(Kuaishou)」を運営する「快手科技(Kuaishou Technology)」が5月22日、2023年1〜3月期決算を発表した。
売上高は252億1700万元(約5000億円)と市場予測を上回った。前年同期比の伸び率は19.7%増と過去4四半期で最大だった。調整後の純利益は4200万元(約8億3000万円)となり、上場以来初の黒字化を達成した。国内事業は4四半期連続で営業利益を計上。海外事業は営業損失が前期比で45.1%縮小した。
オンラインマーケティングサービス(広告)事業の売上高は、前年同期比15.1%増の130億6000万円(約2600億円)だった。同事業は依然として同社最大の収入源となっている。電子商取引(EC)事業の流通取引総額(GMV)は28.4%増の2248億元(約4兆4000億円)と市場予測を上回る伸びを示した。
快手の平均DAU(1日当たりのアクティブユーザー数)は前年同期比8.3%増の3億7400万人、平均MAU(1月当たりのアクティブユーザー数)は9.4%増の6億5400万人となった。いずれも過去最高を記録したが、前年同期比の伸び率は鈍化している。ユーザー1人当たりの平均利用時間は1日128分で、これまでとほぼ同水準だった。
*23年5月25日のレート(1元=約19.8円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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