米メタ、VRヘッドセットの中国販売目指し地元企業と交渉中 懸念材料はザッカーバーグ氏の過去の発言

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米メタは現在、仮想現実(VR)ヘッドセット「Meta Quest」シリーズを中国市場で販売するため、中国企業と協議を進めている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。

メタが運営するSNSのフェイスブックは2009年以降、中国本土からはアクセスできなくなっている。

また、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)はここ数年、「中国が技術を盗んでいる」と非難し、動画投稿アプリ「TikTok」を運営する中国ネット大手のバイトダンスにも批判の矛先を向けてきた。中国企業側は、ザッカーバーグ氏の過去の発言が「中国に非友好的」だとみなされ、提携関係の障害になるのではないかと懸念しているという。

これまでに、中国ネット大手のテンセントがメタとの提携に向けて協議を進めており、同社がMeta Questシリーズを独占販売し、専用のVRゲームを開発する可能性があると報じられていた。テンセントはこの件についてコメントを出していない。

(36Kr Japan編集部)

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