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中国通信機器大手ファーウェイ傘下のファーウェイクラウドは9月21日、上海で開かれた「HUAWEI CONNECT 2023」で、自動車分野と医療分野のそれぞれに特化した大規模言語モデル「盤古汽車大模型」と「盤古医学大模型」を発表した。
盤古汽車大模型は、自動車の設計や生産、マーケティング、研究開発などをカバーする。 例えば、デジタルツイン空間を構築して複雑な場面のサンプルを生成し、自動運転のコーナーケース(めったに発生しないケース)の学習とトレーニングの期間を従来の2週間以上から2日以内に短縮する。
盤古医学大模型は、学術誌などに掲載された膨大な量の優れたデータや、100万以上の構造化されたナレッジグラフなどを基に学習。医学検査や臨床での診療補助、個人の健康管理などの場面で、医師や患者のアシスタントとして力を発揮する。10診療科の実際の検査報告書と比較試験をしたところ、盤古医学大模型の診断の正確率は、臨床医の平均に迫るレベルに達した。盤古医学大模型は今後、4000の病院に導入され、医師の仕事をサポートする。
(36Kr Japan編集部)
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