話題の透けるスマホ「Nothing」、世界販売400万台突破。オーツミルク「OATLY」の元CEOが社外取締役に

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英国に拠点を置く新鋭デジタル製品メーカー「Nothing Technology」はこのほど、スウェーデンのオーツミルクブランド「OATLY(オートリー) 」の元CEO、トニー・ピーターソン氏を同社初の独立社外取締役に任命したと発表した。

Nothingの創業者は、中国系スウェーデン人のカール・ペイ(裴宇)氏で、中国スマートフォン大手OPPO傘下の「OnePlus(一加)」の共同創業者としても知られている。2020年にOnePlusを退職して、英ロンドンでNothingを設立。現在は英国、スウェーデン、中国、インド、日本など7カ所にオフィスを構え、数百人の従業員を抱えている。同社は23年6月、Highland Europeや米GV(旧Google Ventures)などから9600万ドル(約150億円)を調達した。

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Nothingの主力製品には、透明の筐体デザインで注目を集めるスマホ「Nothing Phone」シリーズや、ワイヤレスイヤホンなどがある。すでに10種類以上の製品を発売しており、世界販売台数は24年6月時点で計400万台に達している。

ピーターソン氏は12年にOATLYのグローバルCEOに着任し、21年のナスダック上場に貢献。23年6月にはグローバルCEOを退任し、co-chairman(共同会長)に就任した。同氏はスウェーデンのベンチャーキャピタルTadaima Venturesの共同創業者でもある。

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*1ドル=約158円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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