日産自動車 中国事業に新責任者を任命、販売不振の歯止めとなるか

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2019年11月13日、日産自動車は中国事業をさらに強化するため、日産自動車中国の最高責任者に山﨑庄平氏を任命したと発表した。

山﨑氏は日産自動車とルノー・日産・三菱アライアンスの調達部門に長く在籍し、2012年から2015年までは中国東風日産の調達業務を担当していた。 日産は、山﨑氏が中国事業に加わったことにより、日産及び東風汽車の中国事業における持続的発展を加速させていくと述べた。

レポートラインとしては、日産自動車次期最高執行責任者(COO)であるアシュワニ・グプタ氏に報告するという。同時に同氏は、2019年12月1日付けでは東風汽車有限公司の総裁にも就任する。

日産自動車は11月12日、2019年度(2020年3月期)の連結純利益が前期比66%減の1100億円になる見込みだと発表した。これは、従来の予想より600億円下回り、2009年度以来の低水準となる。同社は、主要市場である中国や北米などの海外市場での販売が低迷しているほか、円高による利益減も理由の一つだと述べた。

同日、横浜市で開催された記者会見で、同社の次期最高財務責任者(CFO)であるスティーブン・マー氏は「会社は事業改革を進めて業績回復に取り組んでいるが、まだ大きな効果が見えない」と述べた。

(翻訳・Ai)

 

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