「グランツーリスモ 7」に初の中国車、シャオミの高性能EV「SU7 Ultra」が登場

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ゲーム開発会社のポリフォニー・デジタルは6月7日、英ロンドンで開催した「グランツーリスモ ワールドシリーズ 2025」の開幕イベントで、中国の小米集団(Xiaomi、シャオミ)とパートナーシップを結んだと発表した。レーシングシミュレーター「グランツーリスモ 7」に、シャオミの電気自動車(EV)で最上位モデル「SU7 Ultra」が初登場する。中国車がグランツーリスモシリーズに登場するのは初となる。

SU7 Ultraは、シャオミのEV事業を担う小米汽車(Xiaomi Auto)が打ち出す高性能スマートEVで、技術を集大成したモデルだ。0〜100km/h加速はわずか1.98秒、最高速度は350km/hに達し、トップクラスのレーシングカーに匹敵する性能を誇る。独自開発したモーター「HyperEngine V8s」(最高回転数2万7200rpm)2基と「HyperEngine V6s」(2万1000rpm)1基の3モーター構成システムを採用。800Vの高電圧急速充電に対応し、10%から80%まで充電するのにかかる時間はわずか11分。

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また、レベル2+相当の先進運転支援システム(ADAS)に加え、独自OS「Xiaomi HyperOS」も搭載し、シャオミのスマートフォンやスマート家電などとシームレスに連携させられる。

グランツーリスモ 7では、SU7 Ultraのドライビング性能が忠実に再現されている。プレイヤーはバーチャルサーキットで抜群の加速性能や空力性能、安定したコーナリングなどを体験できるという。シャオミ雷軍CEOは「近年、中国の自動車産業は飛躍的な進化を遂げており、今後、グランツーリスモの世界で、より多くの中国のクルマたちの姿が見られることを願っています」とコメントした。

(36Kr Japan編集部)

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