アリババ、今後3年でAIインフラに8兆円超投資 「ASI時代に備え」
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中国のアリババグループは人工知能(AI)インフラの整備を加速するため、巨額の資金投入を計画している。
浙江省杭州市で9月24〜26日、アリババクラウドの年次イベント「雲栖大会(Apsara Conference)2025」が開かれた。アリババグループとアリババクラウドの最高経営責任者(CEO)を兼任する呉泳銘(エディ・ウー)氏は開幕式に登壇し、AIインフラの需要は予想をはるかに超えていると説明した。アリババはクラウドやAI分野に今後3年間で3800億元(約8兆円)を投じる計画を打ち出しているが、呉氏は投資をさらに積み増す方針を明らかにした。

呉氏は「生成AIの普及が始まった2022年から32年までの10年間で、アリババクラウドが世界で運営するデータセンターの消費電力は10倍に拡大する見通しだ」とした上で、「最大限のリソースを投入することでAI産業全体の成長を促し、人工超知能(ASI)時代の到来に備えられると確信している」と強調。
「汎用人工知能(AGI)の登場は確実だが、それは出発点にすぎない。最終的な目標は、人間を超えて自律的に進化を続けるASIを実現し、気候変動やエネルギー、宇宙探査といった人類の根本課題を解決することにある」と語る。
*1元=21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)