36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
エンボディドAI(身体性を持つ人工知能)を開発するスタートアップ企業「上海具身知能設備(Vionbotics)」がこのほど、トイレの便座なども掃除できるAI搭載の自律移動型清掃ロボットを発表し、注目を集めている。
空港や商業施設、オフィスビルなど公共施設のトイレ向けに開発されたロボットで、全方向移動プラットフォームにロボットアームと清掃ツールを組み合わせた構成となっている。独自の適応制御アルゴリズム「Vion-AFCA」を搭載した6軸ロボットアームは、多様な清掃ツールを制御して、便器や洗面台などの複雑な曲面を掃除することができる。高圧洗浄にも対応しているため、手の届きにくい場所の汚れもしっかり落とせる。

同様の製品としては世界最小クラスで、幅55センチあれば移動できるため、トイレの個室など狭い空間での作業も難なくこなせる。また、障害物回避アルゴリズムによって人やカート、ベビーカーなどの障害物を正確に識別し、能動的に回避することもできる。さらに、セルフクリーニングや自動消毒機能も備えているため、公共施設のトイレの衛生を長期にわたって維持することが可能になる。
(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)
36Kr Japanで提供している記事以外に、スタートアップ企業や中国ビジネスのトレンドに関するニュース、レポート記事、企業データベースなど、有料コンテンツサービス「CONNECTO(コネクト)」を会員限定にお届けします。無料会員向けに公開している内容もあるので、ぜひご登録ください。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録





フォローする
フォローする



