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2020年1月6日、米事務機器大手の「ゼロックス・ホールディングス」は、「シティグループ」、「みずほフィナンシャルグループ」、「バンク・オブ・アメリカ(BofA)」から240億ドル(約2兆6000億円)を調達し、335億ドル(約3兆6000億円)で、米コンピュータ関連大手「HP」を買収する計画だと発表した。
2019年11月、『ウォールストリート・ジャーナル』は、ゼロックス・ホールディングスが、提携パートナーでありライバルでもあるHPの買収を検討中だと報じていた。その記事に基づけば、今回の買収は、苦戦する二大テクノロジー企業による合併劇だといえよう。ゼロックスは、HPの時価総額約270億ドル(約2兆9400億円)に相当する額で、現金と株式交換の組み合わせによるHP買収を検討していたが、2020年に入り、買収価格を65億ドル(約7100億円)引き上げ335億ドルとした。
現在、HPの時価総額は299億5000万ドル(約3兆2800億円)で、買収価格には12%のプレミアムが上乗せされている。
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