スマートコックピットで世界首位、車載電子の中国最大手Desay SVが香港重複上場へ
中国の車載電子機器大手「徳賽西威(Desay SV)」がこのほど、香港証券取引所に上場申請書を提出した。同社はすでに2017年12月に深圳証券取引所に上場しており、今回は香港市場へのH株上場(重複上場)を目指している。
1986年に設立されたDesay SVは、広東省恵州市に本社を置き、現在はインテリジェントキャビン(スマートコックピット)事業、インテリジェントドライビング事業、、コネクティッドサービス事業の3つの中核事業に注力し、継続的にスマートハードウエア、ソフトウエアアルゴリズム、ソリューションを展開しており、同社の製品とサービスは世界80社以上の自動車メーカーに提供されている。
目論見書によると、スマートコックピット分野では、Desay SVは2023年から3年連続で中国のスマートコックピットドメインコントローラー市場で売上首位を維持している。2025年には中国市場シェアが17.9%に達し、同年には売上高ベースで世界市場でも首位となり、市場シェアは8.4%となった。自動運転分野においては、2025年に売上高ベースで、世界および中国の自動運転ドメインコントローラーのサードパーティサプライヤー市場でいずれも首位となり、市場シェアはそれぞれ8.8%と21.2%となった。

Desay SVのスマートコックピット事業

Desay SVの自動運転事業
Desay SVは2025年、売上高が前年比17.9%増の325億5700万元(約7500億円)、純利益が24億7300万元(約570億円)に達し、年々安定した成長を維持している。同社は今回香港で重複上場することで、国際展開の拡大と資本力の強化を図り、グローバル戦略を支える資金基盤を一段と強固にする狙いがある。
*1元=約23円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)