ロボットの「目・腕・小脳・胴体」を作る会社――中国・Linkhou Robot、半年で5回の資金調達

スマートロボット向け主要部品メーカー「蘇州霊猴機器人(Suzhou Linkhou Robot)」はこのほど、シリーズBの追加ラウンドで数億元(数十億~百数十億円)を調達した。政府系ファンドの中網投基金が主導し、古玉資本など複数の投資機関が参加した。調達した資金は主に研究開発への投資および生産拠点の建設に充てられる。

同社はこの半年間で、今回を含めすでに5回の資金調達を実施しており、出資者には蔚来資本(NIO Capital)、智元機器人(AGIBOT) などの産業資本に加え、有力な投資機関も名を連ねている。

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霊猴機器人は2015年に設立され、江蘇省蘇州市と広東省深圳市に研究開発センターを構える。視覚認識や運動制御の主要技術を長年にわたり開発してきた。また、同社はスマート製造とエンボディドAI向け部品・ソリューション供給企業と位置付けられており、ロボット向けに「目」(視覚モジュール)、「四肢」(ヒューマノイドアーム)、「小脳」(運動制御部品)、「胴体」(移動シャーシ)などの主要部品を提供している。

生産体制については、蘇州市呉江区と浙江省嘉興市に生産拠点を設置している。蘇州イノベーションセンターの総投資額は10億元(約230億円)で、完成後の年間生産能力は視覚モジュール85万台、運動制御のための主要部品45万セット、エンボディドAIロボット8万台に達する見込みである。嘉興工場は延床面積約7000平方メートルで、フレキシブルなデジタル生産ラインを備え、年間3万台のエンボディドAIロボットを生産可能としている。

*1元=約23円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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