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1月19日、奇瑞控股(Chery Holdings)の発表によると、1月14日、奇瑞グループと百度(バイドゥ)はインテリジェントドライビングをはじめとする複数の分野について提携を結ぶことで合意に達したという。
本提携の主要分野は、インテリジェントドライビングとオンラインマーケティングである。
まずインテリジェントドライビング事業において、2社は次世代インテリジェントキャビンを展開するとし、百度のスマートスピーカー「小度」対応車載OSを奇瑞のハイエンドブランド「EXEED(星途)」に搭載し、そこから全モデルに拡大させるという。
また、2社で国際化を加速させていく計画もある。百度は奇瑞の北米市場の開拓、欧州等の成熟市場への進出を支援するため、ターゲットを絞った技術ソリューションを提供するという。奇瑞は、海外市場のリソースを百度と共有し、研究開発、製造、チャネル管理等の面で活用するという。
一方オンラインマーケティングに関しては、今後奇瑞のマーケティングシステムと百度のセールス部門を全面的にリンクさせることで、百度のコンテンツエコシステムに基づく新たなフルチャネルシステムを構築する。百度は、奇瑞の主要車種向けに専用のマーケティングソリューションを構築し、両社が連携して共同でマーケティングを進めるという。
奇瑞は以前から百度自動運転開発アライアンス「アポロ計画」のコアメンバーであった。2016年8月、奇瑞と百度は、奇瑞の電気自動車「eQ」をベースにした自動運転の純電気自動車(PEV)を発表し、その後奇瑞の「Arrizo」や「EXEED」にアポロのシステムが導入された。さらに2019年1月には、小度車載OSを搭載した世界初の量産車「EXEED TX」が誕生している。
百度もコネクテッドカー関連のシステム開発には力を入れている。2014年、中国初のクロスプラットフォームテレマティクスサービス「CarLife」を発表。その後2017年には、会話型AIアシスタント「DuerOS」をリリースした。
百度はこれまでに奇瑞のほか、中国大手自動車メーカーの「東風汽車(Dongfeng Motor)」、「第一汽車(FAW)」、「長安汽車(Changan Automobile)」や、フォード、ダイムラー等、13の自動車メーカーと提携を結んでいる。また、奇瑞と共同で車載インテリジェントシステム「雄獅智雲」を開発したほか、フォードとは車載エンターテインメントシステム「Sync」を共同開発した。
(翻訳:Ai)
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