中国二輪車、4月は生産・販売ともに2桁増 世界レース制覇が追い風に

中国の二輪車産業が堅調に伸びている。二輪車業界団体の中国摩托車商会によると、今年4月の生産台数は前年同月比11.5%増の227万8900台、販売台数は13.6%増の227万1600台となった。生産.販売が伸びる中、中国メーカーの国際レースでの活躍も業界に勢いを与えている。

中国摩托車商会主催の円卓会議で発言する張雪氏

2026年スーパーバイク世界選手権(WSBK)では、重慶を拠点とするスポーツバイクブランド「張雪機車(ZXMOTO)」がワールドSSPクラスで複数回優勝するなど存在感を示している。創業者の張雪氏は、中国摩托車商会が開いた円卓会議で「優勝後、わが社の販売台数は3倍に増えた」と語った。

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同商会の張洪波秘書長は「中国の二輪車ブランドは近年、海外市場を着実に開拓し、世界的に知られる存在になっている」と述べた。環境対応やスマート化の進展に伴い、二輪車産業は単なる移動手段の製造から、ハイエンド製造、レジャー、レースなどへと領域を広げつつあるという。

二輪車産業の活況を支えているのは、業界全体の製造水準の向上だ。同商会の劉欣副会長によると、中国では多くの優秀なエンジニアが製造技術の向上を後押ししている。BMWなど海外二輪車ブランドの委託生産を行う工場も中国に置かれている。

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中国ではここ数年、ツーリング文化が広がり、バイクで旅行する若者が増えている。二輪車メーカー、春風動力の頼民傑董事長は、専門的なレース文化の浸透が、業界の健全で持続可能な発展に向けた市場・社会環境の形成につながるとの見方を示した。【新華社天津】

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