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6月24日、中国のビジネスニュースメディア『晩点(LatePost)』の報道によると、スマート電気自動車(EV)メーカーの「理想汽車(LEADING IDEAL)」がシリーズDで5億5000万ドル(約589億円)を調達するという。リード・インベスターは生活関連O2Oサービス大手「美団点評(Meituan Dianping)」で5億ドル(約536億円)を出資し、コ・インベスターである理想汽車創業者の李想氏は残り5000万ドル(約53億6000万円)のうちの3000万ドル(約32億1000万円)を出資し、資金調達後の評価額は40億5000万ドル(約4340億円)になるとのこと。この資金調達は現在進行中であり、この件について理想汽車に確認を求めたが、コメントは得られなかった。
今回は美団創業者である王興CEOによる2度目の出資である。2019年8月、理想汽車はシリーズCで5億3000万ドル(約568億円)を調達したが、リード・インベスターが王興氏個人で3億ドル(約321億円)、美団点評傘下の「龍珠資本(DragonBall Capital)」が1500万ドル(約16億円)出資しており、ショート動画配信アプリ「TikTok」などを運営する「バイトダンス(字節跳動)」も3000万ドル出資している。シリーズCでの資金調達後、理想汽車の評価額は約29億3000万ドルに達した。これまでに、理想汽車は総額21億2500万ドル(約2277億円)の資金を調達している。
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