テンセント出資の共済保険「水滴」、2021年1Qに米国IPOを目指す

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オンラインで保険・共済事業などを手がけるインシュアテック企業「水滴公司(Waterdrop Inc.)」が2021年第1四半期に米国での新規株式公開(IPO)を計画しており、調達予定額は5億ドル(約530億円)前後になると見られている。米金融大手のゴールドマンサックスやバンク・オブ・アメリカなどが共同主幹事を務める。

水滴公司は2016年にフードデリバリー大手「美団外売(Meituan Waimai)」の共同創業者である沈鵬氏により設立された。同社の事業は主に治療費クラウドファンディング「水滴筹(shuidichou)」、オンライン共済「水滴互助(Waterdrop Mutual)」、公益事業への寄付金を募るプラットフォーム「水滴公益」、保険仲立事業「水滴保険商城(Waterdrop Insurance Mall)」により構成されている。現在同社はプレIPOラウンドの資金調達を完了し、4,5月は黒字を達成している。

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