日産、2021年に中国での生産能力を3割増強 中国市場で業績改善の糸口を探る

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日産自動車は10月中旬に行われた取締役会で、中国での生産能力を30%増強する計画の推進を確認した。新型コロナウイルスの影響により日産自動車はこの20年で最大の損失を計上している。新型コロナウイルス感染拡大後、主要販売市場である中国はいち早く需要が回復していることから、業績改善のため中国市場の旺盛な需要を取り込みたい考えだ。

また、日産自動車は中国市場において電動化戦略で攻勢をかけるという。9月26日、同社取締役兼代表執行役社長兼最高経営責任者(CEO)の内田誠氏は、2022年までに新型電気自動車(EV)「アリア」のほか、日産独自のハイブリッド技術「e-POWER」を採用した新型モデル7車種を中国市場に投入することを明らかにしている。

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