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印フィンテック企業「Khatabook(カタブック)」が、このほどシリーズCで1億ドル(約110億円)を調達し、現時点での企業評価額が6億ドル(約650億円)近くに達したと米テック系メディア「TechCrunch」が報じた。リード・インベスターは「Tribe Capital」と「Moore Strategic Ventures」で、その他に「Alkeon Capital」「B Capital Group」「セコイア・キャピタル」、中国IT大手のテンセントなども出資した。
2018年に設立されたKhatabookは、現金取引の記録や支払い状況の追跡に役立つ中小企業向けのモバイルアプリを展開しており、同アプリの月間アクティブユーザー(MAU)は1000万社に及ぶ。
現在、インドでは「Paytm(ペイティーエム)」、アマゾン、グーグル、ウォルマート傘下の「PhonePe(フォーンペ)」や「Reliance Industries(リライアンス・インダストリーズ)」などが中小企業向けにフィンテックサービスを提供しており、競争が激化している。
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