米電気自動車（EV）メーカー、テスラ（Tesla）のイーロン・マスクCEOは9月17日、中国・海南島で開催された「2021世界新エネルギー車大会（世界新能源汽車大会、WNEVC）」のオンラインフォーラムに登壇した。マスク氏はAI技術のトレーニング（学習）に用いるテスラ独自のプロセッサーについて、現在開発状況は初期段階にあるとし、視覚情報およびニューラルネットワークをベースとした運転支援技術の研究開発を継続していると説明した。

また、マスク氏はスピーチの中で、中国の自動車メーカーに惜しみない称賛を送った。新エネルギー車の技術開発を牽引してきた中国の自動車メーカーに大きな敬意を表するとし、これらの企業は特にソフトウェア設計の面で世界的な競争力を持っていると称えた。