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米カリフォルニア州車両管理局(DMV)が2021年の自動運転データを更新した。中国および米国の自動運転企業が引き続きランキングの上位を占めた。DMVは、自動運転分野で最も権威のある規制機関とされる。 同社が毎年発表する自動運転の公道走行テストのデータや事故報告書は、自動運転企業の技術力を判断する重要な指標となっている。
21年のテスト走行距離(累計)ランキングは、米アルファベット傘下の「Waymo(ウェイモ)」が232万マイル(約373万キロ)で1位となった。2位から5位は、ゼネラル・モーターズ(GM)傘下の「Cruise(クルーズ)」が87万6000マイル(約141万キロ)、中国「Pony.ai(小馬智行)」が30万5000マイル(約49万キロ)、アマゾン傘下の「Zoox(ズークス)」が15万5000マイル(約25万キロ)、メルセデス・ベンツが5万5000マイル(約9万キロ)で続いた。 中国の「WeRide(文遠知行)」、AutoX、「滴滴無人車(Didi Research America)」も上位10社にランクインした。
自動運転車解除平均距離(自動運転から手動運転への切り替えるまでの平均距離)で上位10社に入ったのは、AutoX、Cruise、滴滴無人車、「Argo AI(アルゴAI)」、WeRide、「元戎啓行(DeepRoute.ai)」、Pony.ai、Waymo、、Zoox、Nuro。このうち、AutoX、滴滴、Argo AIの3社は、走行距離3万マイル(約4万8000キロ)で自動運転が解除されたのは1回にとどまり、完全自動運転をほぼ実現した。
カリフォルニア州における2021年の運営車両数ランキングでは、Waymoが693台で首位に立ち、クルーズが138台で2位、Zooxが84台で3位と続く。AutoX、Pony.ai、WeRideはそれぞれ4位、5位、8位に入った。
(36Kr Japan編集部)
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