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中国の電子機器メーカー「Anker( アンカー)」が北京時間4月6日夜、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で、コンシューマー向け3Dプリンター「AnkerMake M5 3D Printer」を発表した。クラウドファンディングの目標額は5万ドル(約600万円)、募集期間は5月21日まで。
4月13日時点で、支援者は8000人を超え、目標をはるかに上回る670万ドル(約8億円)以上が集まっている。M5の基本キットの定価は759ドル(約9万円)だが、同日時点のクラウドファンディング価格は500ドル(約6万円)となっている。正式発売は今年11月の予定。
M5のプリント速度は一般的な製品の最大5倍。誤差0.1ミリの高い精度で、曲線をより滑らかにプリントできる。同社は専用アプリも開発し、スマートフォンからプリントの進捗状況を確認できるようにした。
Ankerの創業は2011年。モバイル端末用のバッテリーやケーブル類、ヘッドフォン、スピーカーなどを手掛けてきた。中国のほか、北米や日本、欧州などの100以上の国と地域で事業を展開し中国の電子機器メーカーとしては売上高最大級を誇る。20年8月に深圳証券取引所の新興企業向け市場「創業板(ChiNext)」に上場し、時価総額は800億元(約1兆5200億円)を突破している。
(36Kr Japan編集部)
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