中国IT大手テンセント（騰訊控股）が11月16日、2022年7〜9月期決算を発表した。

売上高は前年同期比2％減の1401億元（約2兆7400億円）となり、マイナス幅は縮小した。非国際会計基準（Non-IFRS）の純利益は前年同期比2％増の322億5400万元（約6300億円）で、4四半期続いた下落傾向に歯止めがかかり、再びプラスに転じた。

海外向けゲーム事業の売上高は前年同期比3％増（恒常為替レートベースでは1％増）の117億元（約2300億円）、中国市場向けゲーム事業の売上高は7%減の312億元（約6100億円）だった。

同社のSNSアプリ「WeChat（中国国内版は「微信」）」の月間アクティブユーザー数（MAU）は前年同期比3.7％増の13億900万人となり、ミニアプリ「WeChatミニプログラム」のデイリーアクティブユーザー数（DAU）は前年同期比で30％以上増加し、6億人を突破した。

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（36Kr Japan編集部）